県立高校入試2次募集の合格発表が24日あり、重い知的障害のある仲村伊織さんはことしも不合格でした。3年連続となります。
引用元 3年連続で高校受験も不合格 RBCニュースhttps://www.rbc.co.jp/news_rbc/%e4%bb%b2%e6%9d%91%e4%bc%8a%e7%b9%94%e3%81%95%e3%82%93%e3%80%803%e5%b9%b4%e9%80%a3%e7%b6%9a%e3%81%a7%e9%ab%98%e6%a0%a1%e5%8f%97%e9%a8%93%e3%82%82%e4%b8%8d%e5%90%88%e6%a0%bc/
北中城村に住む仲村伊織さんには重度の知的障害があります。
しかし中学までは普通学校に通い、高校も県立高校への入学を希望しています。
去年、おととしと高校入試を受験しましたが不合格となり、伊織さんの両親は「様々な環境で育つ子どもたちを一定の基準で切り捨てないでほしい」と県に訴えてきました。 (以下略)
このニュースを見た時、最初は「学力が足りてないからしかたないだろ」と思ったのが正直なところです。
しかし、一呼吸してから、自分の考えに違和感を感じました。
学習障害の場合、例えば書字障害ならA4回答用紙をA3にするとか、書くのに時間がかかる場合は、時間の延長措置などが国の方針では推奨されています。
そのことについて、今回のニュースと同基準で考えてしまうと、通常のマスに書けない、時間内に終わらせられない、つまり「学力が達っしてないから高校いけないのはしかたないよね」という話になってしまう。
学習障害にたいして合理的配慮を求めるなら、知的障害者の方にも配慮を求めなければフェアーじゃない気がしてきました。
でも、知的障害者の方が、高校に通えるようになる配慮って何?となり
そもそも合理的配慮って何?
「合理的配慮」と「特別扱い」の明確な違いって何?
とか一周回って全てがワケワカラン状態で、もやもやした一日を過ごしていました。
ただ、それだけの備忘録です。